2007年03月28日

馬の写真集を自費出版

馬との55年を写真集に 帯広の松井さんが自費出版

家畜改良センター十勝牧場(音更)で、半世紀以上、馬の写真を撮り続けた帯広市内の写真家松井和実さん(75)がこのほど、写真集「カズミと馬の55年」を自費出版した。出産シーンや雪煙を上げて疾走する写真など、情熱と愛情を持って同牧場に通い続けたことが写真から伝わってくる。

松井さんは一九九六年まで、帯広市内で写真店を経営していた。

二十歳のときに父の故幸一さんから二眼レフのカメラを与えられ、写真家だった叔父に連れられて初めて同牧場を訪れた。このときから、「自分にしか撮れない写真を撮ろう」と、同牧場に通い始めた。

冬の運動不足を解消するため、雪の中を疾走する馬群や草原で草をはむ牧歌的な風景、生まれたての子馬をいたわる牝馬など、約二百四十枚を紹介している。出産シーンを撮るためには、連日、同牧場に泊まり込んだという。

七百冊発行で、関係者に配布。販売はしない。

松井さんは「牧場に入り浸った半世紀。出産の手伝いもしたので、親子で自分になつき、癒やされた。今後はばんえい競馬のほうも撮影したい」と話している。




その昔、私も競走馬が大好きで北海道まで写真を撮りに行ったことがあります。サラブレッドの写真集を自費出版だなんてうらやましいです。
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2007年03月26日

珍しい魚の写真集

愛知近海の珍しい魚調査
中島さんが続編出版

三河生物同好会会員の中島徳男さん(74)=豊橋市北島町=が、三河湾や伊勢湾などで確認された珍しい魚類をまとめた冊子「愛知県近海の魚類 追加種」を自費出版した。これまで確認されていた北限を更新した7種類の魚も紹介されている。 

冊子では、縦じま模様が特徴的なシマネコザメをはじめ、一般にあまりなじみのない42種について特徴や分布状況、写真を掲載。美浜町の「南知多ビーチランド」から、前著に載っていなかった魚類の採集記録の提供を受け、最新の研究成果も加えた。

特殊な交雑例として、イシダイとイシガキダイが自然交配して誕生したイシガキイシダイも紹介している。

中島さんによると、42種のうち、シマネコザメ、ナルトトビエイ、ミナミイケカツオなど7種がこれまで確認されていた北限を更新。「温暖化で海温が上昇し、南方の魚が移動してきたためでは」と分析している。

中島さんは2003年に三河湾、伊勢湾、遠州灘西部の魚類478種を収録した「愛知県近海の魚類」を自費出版しており、今回はその続編。「魚の調査はライフワーク。こんな種が近くの海にいるということを知ってほしい」と話している。




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2007年03月12日

非売品の写真集を自費出版

光影倶楽部の本を自費出版 写真芸術レベルの高さ実証

大正から昭和初期にかけ、鳥取市を中心に活躍した写真団体、光影倶楽部の活動を紹介する「大正時代に花咲いた光影倶楽部の記録」が自費出版された。地方にありながら当時、全国でも屈指の会員数を誇り機関紙も発行するなど、中央の写真界とも密接な関係を持っていた同倶楽部。写すことさえ難しい時代に、鳥取の写真文化レベルの高さを実証する資料として関係者の注目を集めている。

出版したのは鳥取市内在住の元教員で、写真愛好家の福田陽一さん(75)。一九九六年八月、同倶楽部発行の機関紙「光影」数十冊が発見されたのを機に、同倶楽部を中心にした鳥取の写真史の調査に取り組み、途中、病の床につきながらも自費出版にこぎつけた。

B5判、七十六ページ。倶楽部の成り立ちから、創設者である金居乙恵を中心とした倶楽部のメンバーたち、時代的背景、機関紙「光影」に掲載された写真と撮影場所や日時、機械、原板などを詳細に記録している。

福田さんは「資料集めに苦労した。先人が一枚の写真を撮るためにいかに努力したかを知ってほしい」と、大仕事をやり遂げた満足感にあふれている。

写真家の池本喜巳さん=鳥取市吉方温泉一丁目=は、「福田さんから届いた本を手にしたとき、喜びとともに感謝した」と話す。故植田正治氏から、鳥取の写真芸術のレベルは高かったと聞いていた池本さんは、機関紙「光影」の創刊号を古本屋で見つけて購入し、大切に保管していた。

「機関紙を発行するということだけでも文化が高かったことを証明している。それに着目した福田さんは素晴らしい。この本は全国どこに出しても恥ずかしくない」と絶賛している。

「大正時代−」は三百部を自費出版。県立図書館や公文書館、関係者たちに寄贈。非売品。




これは、興味があります。自費出版とはいえ出版物としてどの程度の完成度なのか……。というのも写真集や絵本などは、いくらでもお金をかけられます。

どこで妥協するのか、納得するのか。通常の商業出版であれば、採算が大事です。定価、原価、部数、もろもろが絡み合って採算を考えます。

しかし、この写真集の場合は、非売品ですから採算は関係ありません。

すごいなー。
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2007年02月18日

北海道のアマチュアカメラマンによる写真集

病乗り越え写真集出版「生きた証し残せた」 岩見沢の本庄さん

【岩見沢】北海道山草会会長で、アマチュア写真家の本庄哲二さん(85)=岩見沢市日の出台=が、大雪山系や礼文島などで撮った風景や高山植物の写真を集めた「夢を追って、大雪山、利尻、礼文、サロベツと花たち」を自費出版した。白血病を患い、死と隣り合わせになりながら編集し、出版にこぎつけた労作だ。

本庄さんにとって二冊目の写真集は一九八八年から昨年五月まで黒岳やトムラウシ山、利尻島などに通い、撮影した写真百十一点と、登山仲間の作品五点を収めた。春先に雪に覆われた利尻山や黒岳のエゾコザクラなど、自然の鮮やかな表情が心を打つ。

五十代後半に近所の人から高山植物の魅力を教わって登山を始め、目の前に広がる風景にとりつかれた。元は獣医師で、札幌にあった酪農総合研究所(現在は解散)を六十五歳で定年退職してから、月の半分は山や島に行き撮影に没頭した。二○○一年に一冊目の写真集を自費出版した。

登山の体力づくりのため、毎日二時間の散歩や鉄アレイでの筋力トレーニングを欠かさず続けてきたが、昨年七月、急性骨髄性白血病の診断を受け、年末まで入院した。十年前に前立腺がんを克服していただけに、今回病名を知らされた時は「夢や目標が、ガラガラと崩れ落ちる思いがした」と振り返る。

それでも「写真集は自分の生き方の証明」と、病室で一枚一枚写真を選び、より美しい色合いが出せるよう細かく出版社に注文した。吐き気など抗がん剤の副作用に耐えながらのつらい作業だった。

白血病の治療を受けているため「もう山は登れないかも」と寂しそうだが、「今年中に岩見沢で個展をやりたい。すでに会場のことなどを関係者と話しあっているんですよ」と話している。

写真集(変型A4判、百六十一ページ)は残部わずか。希望者には実費九千円で販売する。問い合わせは本庄さん(電)0126・23・2892へ。




写真集の自費出版って部数によってはすごくお金がかかります。この方の場合も実費で9000円となっていますが、オンデマンドのカラープリントで100部作ったとして90万円。オフセット印刷で1000部作ったとしたら900万円です。やっぱり、写真集は高い…。
posted by 自費出版を企てる男 at 05:37| 自費出版による写真集

2007年01月31日

お坊さんならではの写真集

中国の仏跡写真集出版 安来の僧侶・岡本さん

仏教伝来の歴史をたどろうと、約三十年前から海外遍路仏跡巡りを続けている安来市伯太町未明の僧侶、岡本勝空さん(59)が、中国編の写真集「仏跡巡りシルクロードの旅」を自費出版した。一般人が撮影できない聖域の写真もあり「遍路に行けない人に見てもらいたい」と話している。

岡本さんは四国霊場会などの公認先達として、巡礼ツアー参加者に同行して正しい作法を指導。インド、チベット、ネパール、中国なども巡る。これまでに撮影した写真は海外だけで十万枚。うち、二万枚を保存する。

写真集はB5判四十七ページ。敦煌やトルファン、ウルムチ、最西端のカシュガルの四カ所で撮影したカラー写真百五十枚を掲載。三蔵法師一行が歩いたトルファンの火焔山など仏教ゆかりの地や町並み、カシュガルにあり容易に撮影許可が下りないエイティガール寺院のモスク内部なども紹介している。

出版は六十歳になるのを記念した第一弾で、岡本さんは「インド、チベット、ネパール編も作りたい」と話す。

今回は五百部製作。希望者十人に無料で贈る。有料(送料込み千二百円)でも販売する。申し込みは岡本さん(電話0854・37・9888)。

山陰中央新報
posted by 自費出版を企てる男 at 06:21| 自費出版による写真集