2050年02月15日

老人ホームで句集製作

◎句作を励みに 小矢部の82歳榊さん 作品掲示が仲間に喜ばれる 句集も制作

小矢部市浅地の特別養護老人ホームほっとはうす千羽に暮らす榊常順さん(82)は、五年前に入所してから始めた俳句を日々の励みとしており、月替わりで館内に掲示する作品は他の利用者の楽しみにもなっている。最近は念願だった句集を自費出版し、日記代わりでもある句作を生きがいとしている。
小矢部市内山の真宗大谷派覚順寺住職だった榊さんはホームに入った二〇〇二(平成十四)年から、句作を本格的に始め、これまでに五百句余りを作った。日々の生活や家族と旅行に出かけたときに見かけた風景や名所の感想を、飾らない言葉で句にまとめる。

毎月、二点を選んで半紙にしたため、玄関ホールに掲示しており、今月は「おもちつき夫婦の息もぴったりと」「全員のかけ声高くおもちつき」を選んだ。句作同様、ホームで始めた絵画も展示している

このほど自費出版した句集「慕情 句集ほっとはうす千羽の思い出」には百二十句を収録し、イラストも自分で描いて収録しており、ホーム内の友人や職員らに配布して喜ばれた。榊さんは「句作は自分の日々の記録であり、さらに句集を作れるよう、これからも励みたい」と話している。

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2007年03月13日

川柳作家の自費出版

川柳作家の時実新子さん死去 句集「有夫恋」


女性の内面を激しく鮮やかに詠んだ作品で知られる川柳作家でエッセイストの時実新子(ときざね・しんこ、本名大野恵美子=おおの・えみこ)さんが、10日午前5時15分、肺がんのため神戸市の病院で死去した。78歳だった。葬儀は親族のみで営む。喪主は夫で川柳研究家の曽我六郎(そが・ろくろう)さん。自宅は同市中央区熊内町5の2の30の310。後日、関係者で「しのぶ会」を開く予定。
「青春真っただ中でした」と50代を振り返る時実新子さん=2004年2月、神戸市中央区の自宅で


1929年、岡山県生まれ。25歳の時、新聞への投句から川柳を始めた。63年、初の句集「新子」を自費出版。その奔放な独白は柳壇を驚倒させ、短歌界の与謝野晶子の「みだれ髪」になぞらえられた。

87年に出た句集「有夫恋(ゆうふれん)」はベストセラーとなり、個人の川柳句集が一般読者に迎えられる先駆けとなった。

季刊個人誌「川柳展望」や「月刊川柳大学」を主宰する一方、「川柳新子座」(アサヒグラフ、週刊朝日)など様々なメディアの柳壇も担当。抜群の選句力、鑑賞力で現代川柳の魅力と深さを伝え、すそ野を大きく広げた。

著書に「花の結び目」「小説新子」「死ぬまで女」「白い花散った」など。



川柳作家の時実新子さんもはじめの著書は自費出版だったのですね。


posted by 自費出版を企てる男 at 09:38| 自費出版による句集、歌集

2007年03月01日

自費出版で歌集ってやっぱり多いですね

松川の久保田さん、短歌の魅力語る
歌集「雪降る門に」出版

松川町生田の農業久保田幸子さん(77)が、歌集「雪降る門(かど)に」を自費出版した。四季折々の郷土の風景や夫の豊さん(82)との暮らしを31文字に託した作品が収められている。

久保田さんは、町中央公民館の短歌教室などで学び、15年近く詠み続けている。歌集には「主老いて放置さるるを知らぬがに峡の畑を梅は香満たす」など、自宅の畑にあった梅の木を詠んだ歌や、豊さんの帰宅を待つ「終バスを待ちつつ外の灯を消せば冬に煌(きら)めく星の数増す」など、暮らしぶりを感じさせる作品など約300首を収めた。

久保田さんは「短い日記のように歌をつくり続け、作品を見るとその時の風景や感情がよみがえります」と短歌の魅力を話している。

A5判165ページ。200部ほどを自費出版で作り、30部ほど残っている。

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2007年02月26日

自費出版で中也賞2

■病と闘い中原中也賞須藤さん(南三陸戸倉)の初詩集
「家族の大切さ伝えたい」

現代詩の登竜門とされる第十二回中原中也賞(山口市など主催)に、南三陸町戸倉合羽沢、無職須藤洋平さん(二九)の詩集「みちのく鉄砲店」が選ばれた。「実感がわかないが、光栄です。支え続けてくれた家族に感謝します」と喜ぶ。中也の生誕百周年の前日に当たる四月二十八日、山口市民会館で贈呈式がある。

須藤さんは、チックなどを主な症状とする神経疾患のトゥレット症候群で、闘病生活を送りながら詩作に励んでいる。書きためた作品の中から二十編を選び、昨年九月、受賞作となった初の詩集を自費出版した。

今回、応募、推薦されたのは全国から二百五十二冊。うち、詩集七冊が選考会にノミネートされ、六人の選考委員が全員一致で、須藤さんの作品を受賞作と決めた。選考委員の一人、北川透梅光学院大副学長は「病気や孤独に負けない、力強い言葉が生きる意欲を伝える」と講評した。

志津川高を卒業後、仙台、東京で鍼灸(しんきゅう)を学び、東京で二年間勤めた。六年前に療養のため、ふるさとに戻った。創作に本格的に取り組み始めたのは、二十六歳の時から。

昨年九月に自費出版による本が刷り上がった後には「疲れた、出し切ったという感覚があり、『もう、死のう』と思った」という。しかし病気への偏見や誤解で受け続けた冷ややかな扱いから守ってくれた家族への思いが、踏みとどまらせた。受賞が決まり、主催者を通じて出されたコメントは「中也が『おまえはまだ生きなさい、書き続けなさい』と言ってくれているような気がする」だった。

「今、全国で家族が壊れている。家族の愛情の大切さ、同じトゥレット症候群に苦しむ人たちへの理解を僕なりのやり方で伝えていきたい」と須藤さん。「作品のストックは少ないがある、気になった言葉を書き留めたノートもある。そこから詩をつむぐことを徐々に始めたい。今は、家族とゆっくり過ごしたい」。柔らかな笑顔で話した。




物がかたちになるということは、素晴らしいことです。データによる文章と紙に印刷されて、製本された「本」というかたちには、何かまた違った感動があります。とてもいい自費出版だったと思います。
posted by 自費出版を企てる男 at 20:18| 自費出版による句集、歌集

2007年02月17日

自費出版で中也賞

中原中也賞に須藤洋平さん「みちのく鉄砲店」

第12回中原中也賞(山口市など主催)は17日、宮城県南三陸町の須藤洋平さん(29)が自費出版した詩集「みちのく鉄砲店」に決まった。

副賞は100万円。贈呈式は4月28日。

2005年12月から06年11月までに刊行された現代詩の詩集が対象で、国内外から252点が寄せられた。

読売新聞


自費出版による【一般の】文芸賞を受賞は快挙ですね。自費出版は高いと言う印象を持ちますが、句集や歌集は、一般に安く上がる事が多いです。
・モノクロの印刷ですし、
・組版もそれほど大変でありません。
・それに編集もはっきり言って必要ありません。
・入力も少ないです。
ですので安く上がることがあります。(製本にこだわってしまうともちろん高くつきますが…)
posted by 自費出版を企てる男 at 05:48| 自費出版による句集、歌集