2007年03月14日

自費出版が反響を呼んだ

妹になってしまった私の母さん―母と私の介護日記


重い認知症の母がつづった日記は、記憶を失う苦しみや家族への思いにあふれていた。山口県下関市の高玉多美子さんが、アルツハイマー病の母節子さん(81)の日記をもとに、平坦(へいたん)ではない介護の道のりと、揺れ動く家族の心を描いた。

「私の病気は悪くなっても良くにはならない」。何を言ってもわからないと思っていた節子さんが記した文章に、高玉さんは最初は衝撃を受けたという。「母の悲しみや寂しさは、認知症のお年寄り、介護を受けるお年寄りのほとんどが感じていることではないか」

自費出版した内容が反響を呼び、加筆、修正した。専門家の解説もつき、認知症を知るテキストにもなった。




こういった闘病記、介護日記は、同じ体験をしている人にたくさんのヒントを与えることが出来るはずです。いい自費出版です。
posted by 自費出版を企てる男 at 18:17| 自費出版による体験記

2007年02月14日

闘病記(自費出版)を図書館で閲覧

闘病記、探しやすく図書館やネット、ひとまとめ

患者や家族が病に向き合った日々をつづった「闘病記」。実体験に基づいた情報は同じ境遇に苦しむ人たちを勇気づけるが、書店や図書館ではエッセーや文学の棚にバラバラに置かれ、探しにくかった。こうした不満を解消しようと、公立図書館に専用コーナーを設ける動きが広がっている。(海老沢類)

高い関心

横浜市中央図書館(横浜市西区)は昨年12月から先月まで、館内にある闘病記ばかり約300冊を集め、人通りの多いエレベーター前に置いた。患者向けの医療情報コーナー設置を記念したイベントだ。「初の試みだったが、貸し出された冊数も多かった。関心の高さを改めて実感した」と調査係長の安楽岡(やすらおか)信夫さんは話す。

闘病記専用コーナーを常設する図書館も登場している。先駆けは東京都立中央図書館(港区)だ。平成17年6月、医療情報コーナーの一角に開設された「闘病記文庫」は、全931冊を、がんや脳卒中、エイズ、鬱病(うつびょう)など221の病気ごとに分類している。

図書館では通常、闘病記は文学やエッセーなどの棚に置かれているが、「妻と私」「約束」…など病名が分からない抽象的なタイトルも多く、探しにくい。「著者がピアニストなら音楽、スポーツ選手ならスポーツに…と、あちこちの棚に分散してしまう」(同図書館)こともあり、「同じ場所にまとめてほしい」という要望は絶えなかったという。

「コーナー設置後、同じ病気の人の手記を求めて来館する人が増えた。『患者さんの気持ちを知りたい』と、看護師の方もよく利用してくれます」と、情報サービス課の中山康子さんは話す。

独自リスト

こうした動きを後押しするのが、図書館司書や医師らでつくる民間研究グループ「健康情報棚プロジェクト」だ。独自に分類リストを作成し、都立中央図書館のほか鳥取県立図書館などに本を寄贈している。

闘病記専門のネット古書店「パラメディカ」(さいたま市)を運営する星野史雄さん(54)もプロジェクトの一員だ。妻ががんを告知されたのをきっかけに、闘病記を探し始めたが、なかなか見つけられなかった経験があるという。現在、ネット上では、収集した闘病記約3000タイトルを病名別に分類し、元値の半額程度で販売している。

「患者の気持ちが一番具体的に書かれているのが闘病記。同じ病気を抱えた人の本を読むことで不安が和らぎ、勇気づけられる」と星野さん。病後の食生活や闘病中の海外旅行、各種手当ての支給といった“周辺情報”を知るために注文してくる人も多い。

玉石混交

闘病記は、星野さんが把握しているだけで年間170冊近く出版されているという。

医療を取り巻く環境が変わり、患者やその家族が自ら意思決定することを求められる場面が増えてきたこともあり、当事者の立場から書かれた「生き方を探る貴重な情報源」(星野さん)として注目が集まっている。

ただ、闘病記は自費出版も多く内容は玉石混交だ。あくまで個人の体験をつづったもので、適切な治療法を紹介するものではない。本人の主観に偏り過ぎていたり、特定の医療機関や健康食品の宣伝を意図したものには注意が必要だ。

都立中央図書館の中山さんは「昔の本は治療法も古いので、わかりやすい医学書を併読した方がいい。同じ病気でも、患者さん本人だけでなく、家族が書いたものも読めば、自分の状況を客観的にみることができるのでは」とアドバイスしている。

闘病記コーナーがある主な図書館やサイト

東京都立中央図書館((電)03・3442・8451)

首都大学東京図書情報センター荒川館((電)03・3819・1211)

宇都宮市立図書館((電)028・636・0231)

鳥取県立図書館((電)0857・26・8155)

広島市立中央図書館((電)082・222・6440)

インターネット古書店パラメディカ

闘病記約700冊の表紙や目次が見られるインターネット上の図書館「闘病記ライブラリー」

産経新聞web (2007/02/14 14:17)



自費出版として闘病記を出される方は、大勢います。このような自費出版は、同じ体験をされている方には励みになります。とても勝ちのある自費出版だと思います。
posted by 自費出版を企てる男 at 05:17| 自費出版による体験記

2007年02月05日

自費出版による戦争体験

非戦の心伝えたい ビルマの戦争体験語る小田さん(岡山)
遺族らの手紙や巡礼風景まとめ今夏に本出版


第2次世界大戦中、ビルマ(現ミャンマー)での戦闘の悲劇体験をつづった「1兵士の戦争体験 ビルマ戦線 生死の境」などを出版し、戦争の悲惨さを語り継ぐ岡山市津島本町、小田敦巳さん(85)が現地への巡礼の様子や読者からの反響の手紙をまとめている。復員60年にあたる今夏の終戦記念日に自費出版予定で、「ビルマで無念の死を遂げた戦友のためにも非戦の心を伝えたい」としている。

小田さんは1943年9月、弾薬や食料物資を運搬する輜重(しちょう)兵として21歳でビルマに。飢餓やマラリアに苦しみながら山中をさまよい、終戦後も約2年間抑留生活を送った。

「1兵士の戦争体験」(98年出版)は、復員後の昭和20年代に書き留めた体験談を、県職員退職後に約3年かけて執筆。「ビルマ最前線 白骨街道」(2004年出版)では日本軍兵士の白骨、腐乱死体が散乱する山中を約1300キロ逃げまどう様子を描いた。

今夏出版の本は、2冊に対し寄せられた読者からの手紙約670通をまとめた内容。ビルマで夫を亡くした妻からの「主人が武器や食料もなく苦しみの果てに死んだ姿が目に浮かびやりきれない」といったものや、「戦争のむなしさを語り続けてほしい」などの要望も掲載するという。

山陽新聞


戦争体験は、今では語れる人が少なくなっています。戦争の悲惨さを伝えるためにも、生の言葉を残すという事が大切です。戦争体験の自費出版は大いに奨励されるべきです。
posted by 自費出版を企てる男 at 06:27| 自費出版による体験記